大分県別府市で大学生2人が死傷したひき逃げ事件の公開捜査から4日で1か月です。県警の渡辺交通部長は会見で「容疑者の足取りが、依然掴めていない」ことを明らかにしました。

ひき逃げの疑いで公開手配されている日出町の会社員八田與一容疑者は6月、別府市野口原の県道で赤信号で停止していた原付バイクとオートバイに軽乗用車で追突し大学生2人を死傷させそのまま逃走した疑いが持たれています。

(県警交通部・渡辺豊士部長)「被疑者逮捕に至っていない要因としましては、本件発生後、徒歩で逃走する状況を確認しているところでございますが、その後の足取りは掴めていません。そこで公開捜査により国民の皆様に広く情報提供をお願いしているところでございます」

公開捜査に踏み切って1か月がたちますが、県警には4日までに52件の情報が寄せられたものの、八田容疑者につながる有力な情報は得られていません。

県警によりますとこれまで八田容疑者が電車やフェリーなどの公共交通機関や車やバイクを盗んで逃走した形跡はないということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/85f41a845a5e479641f4a28b43f5edf5d3781e03