下村氏は当初、メディアの取材に対して「まったく関わっていない」などと言っていたが、4日になって「今となれば責任を感じる」「当時は名称変更もほとんど報道されなかった。名前が変わることによって信者や国民に迷惑をかけることは想像できない話だ」などと釈明した。

 だが、この説明は信用できるのか。なぜなら、全国霊感商法対策弁護士連絡会(全国弁連)の紀藤正樹弁護士がツイッターでこう指摘しているからだ。

《統一教会は、2015年8月26日付けで、宗教法人名を変更しますが(登記は27日付け)、その直前の2015年3月26日、全国霊感商法対策弁護士連絡会は、下村博文科学大臣、文化庁長官、文化庁宗務課に宛てて、統一教会の名称の変更をしないようにと、統一教会の実情について、詳細な説明資料を添えて、「申入書(統一教会の名称変更申請について)」を出しました。にもかかわらず、文部科学省は、名称変更の認証をしてしまいました。以上が歴史的事実です。》https://news.yahoo.co.jp/articles/740b3ee9842cff7ed86a51af784d5fe7db76adfc