平成10年代に地元京都府で名を馳せた伝説のサセ子、友美さんとお会いする機会をいただいた。さまざまなオトコと寝た経験からオトコの全てを知り尽くしていると豪語する友美さん。友美さんは童貞狩りを得意とするとも言っており、「イケてない」男子のことも熟知しているという。今回はそんな友美さんに、イケてない男子が聴きがちな作曲家ベスト3について伺った。

「3位はバルトークです。シンプルにこれ聴いてる人でカッコいい人を見たことがないです。キョロ充がカッコつけようとしてなぜか勘違いしてバルトークに行き着くイメージやねん。あとまあ〜カラオケで完全感覚Dreamerドヤ顔で歌ってる輩がキモすぎるって話ですよね。あれめちゃくちゃダサいの本人たち気付いてないんですかね、大抵自分に酔ってるようなナルシスト気質のブスが歌ったりしてますけど。」

「2位はシベリウスです。で、出た〜!北欧のクラシック好き!って感じ(笑)正統派のドイツならまだしも、なんで北欧なんですかね。ヴァイオリニストが変な仮装してて歌詞の内容も暗い上にデスボで全然聞き取れないし。まあいじめられっ子が聴いてそうな作曲家ナンバーワンって感じですよね。男は黙ってブルックナーでも聴いとけって感じです。」

「1位はベルリオーズで決定ですよね。イケてない男子に共通することといえば『恋愛経験に乏しいのに一丁前に失恋気分に浸りがち』なことですから。キモオタがベルリオーズ聞いて失恋気分を味わいながら安易に感傷に浸る状況、地獄です(笑)。他にもこういうタイプはレスピーギとかロッシーニとか聴いてがちですよね。夜に狭くて汚いベランダでこういうの聴きながらエモぶってるんでしょう、激キモですね(笑)」

「以上が私の選ぶ、イケてない男子が聞きがちな作曲家です。今聴いてる人は参考にして、聴く音楽を改めてみてはどうでしょうか。ちなみに私の選ぶ男の人に聴いてほしい作曲家は、ショパン、シマノフスキ、ヴァインベルクです。これらが好きな童貞くんがいたら電話ちょうだい。喰ってあげるから(笑)」

いかがだっただろうか。友美さんの考えはいささか偏っている気もするが、胸にグサリと来た読者の方も多いであろう。女の子にモテるためには、聴く音楽にも気を使っておいたほうが良さそうだ。
(筆者:ドグマチール庵介)

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