https://www.nhk.jp/static/assets/images/newblogposting/ts/5MN78XKQYX/5MN78XKQYX-editor_e9241fd553aba6bf098cac3d0eee639a.png

『浜松市のデータではワクチンを3回接種した人の感染割合が増えてきている。重症化予防効果もあやしい。ワクチンの有効性があるならわかるようにデータを使って説明してほしい』
https://www.nhk.jp/p/ts/5MN78XKQYX/blog/bl/pwB26QMWNw/bp/pwYXDlWPpk/
感染が急拡大する新型コロナについて、50代の女性から質問をいただきました。

『浜松市のデータではワクチンを3回接種した人の感染割合が増えてきている。重症化予防効果もあやしい。ワクチンの有効性があるならわかるようにデータを使って説明してほしい』

(キャスター)

国内でワクチン接種が行われるようになって1年半ほどがたちますが、変異を繰り返すウイルスに有効なのか、疑問を持つ方もいらっしゃいますよね。

(記者)

SNSでもそうした声が数多く見られました。

(記者)

まず、その浜松市のデータを調べましたが、ワクチンの接種回数による感染割合を示すデータをとっていないということでした。

そこで、感染者の数をワクチン接種回数ごとに分けた数を見てみます。

7月29日までの1週間で感染が確認された人のうち、▼ワクチン接種回数が1回だった人は62人▼2回だった人は1804人▼3回は2906人▼4回は132人でした。

(キャスター)

3回目接種をした人の感染者数が目立ちますね。

(記者)

一方、7月28日までに済んだワクチン接種の回数は、▼1回という人は4137人▼2回は14万9234人▼3回は42万8766人▼4回は7万8894人です。3回接種したという人が圧倒的に多いんです



(キャスター)

全市民のうち、3回接種したという人の中では感染の割合が少ないように見えますね。

(記者)

そうなんです。3回接種を済ませた方の人数が多いため、感染者も多くなっているんです。