>>15
最初に脚本に基づきこのシーンはこんな感じ~という絵コンテを4コマ漫画みたいに作っていく

情報を元にシーンの起点終点を原画マンが考え、動画マン達が埋めてアニメにしていく
だけどコンテから描き起こすんじゃ抽象的で情報も少なく、イメージにばらつきや見落とし、勘違いの事故も起きて面倒が増える

そこで議論や提案も交えつつ本格的な絵と共有されるべき補足情報を加えたレイアウトと言う青写真を作成してから原画作業に移る

具体的にこんなものがこう動くシーンです、こうは動かさないでね、と説明書があれば皆の負担が減るわけだ
それが商業的な負担低減(金と時間を掛けたくない)に基づき作成され続けると芸術的な表現が減り教養や経験の伝承が失われるんじゃねーの、ということかと

エヴァとかトゥーンレンダCG多用するシーンはコンテ段階からCGなことが多いと思う
写実的な骨組みにアニメアニメした表現をふりかけるだけだから、旧劇みたいなけれん味は生まれにくいし、そもそも庵野がアニメ的表現に興味を持っていない

今敏は絵がうますぎたのでコンテの時点でもうレイアウトみたいなもんになっていた