青森県内は9日、大雨の影響で土砂災害や浸水、洪水の危険度が急激に高まっていて現在、5市町村に避難指示が出されています。

前線や湿った空気の影響で青森県内は猛烈な雨が断続的に降り続いていて、深浦町付近では9日午前7時までの1時間に約100ミリの降水があり記録的短時間大雨情報が発表されました。
降り始めからの雨量は深浦町で138.5ミリ、弘前市で98ミリなどとなっていて、現在、外ヶ浜町、弘前市、西目屋村、深浦町、鰺ヶ沢町に避難指示が、また5市町村に土砂災害警戒情報が出されています。このうち先週3日の大雨から避難指示が継続している外ヶ浜町では、住民が不安を募らせています。

※外ヶ浜町民は
「気持ち悪かった2階で寝ていたけど心配です(雨が)まだ続くそうですね。(先週の被害)を片付けられていない」

交通機関では、JR在来線の一部区間で終日運転を見合わせるなど、午前10時時点で計73本に影響が出ています。10日午前6時までに予想される降水量は、いずれも多いところで津軽が200ミリ、下北が180ミリ三八上北が150ミリ、11日にかけてはさらに増える見込みで、土砂災害などに厳重な警戒が必要です。

青森テレビ

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