ベトナム戦争当時、韓国軍によるベトナム民間人虐殺があったという現地人の初の法廷証言が出てきた。
法廷に立つために遠く韓国まで飛んできた証人は「韓国政府が虐殺の真実を認めることを望む」と話した。

(中略)

 韓国政府はグエン・ティ・タンさんが韓国軍によって被害を受けた事実が十分に立証されていないとし、責任を否認する立場だ。
米軍に対抗したベトナム民族解放戦線が心理戦のために韓国軍に偽装し民間人を攻撃した可能性があり、
韓国軍が民間人を殺害したとしても、交戦状態においてフォンニィ・フォンニャット村の住民を敵と誤認した可能性を排除できないとも主張している。
昨年11月、フォンニィ・フォンニャット村作戦を遂行した部隊の所属軍人だったR氏が出廷し、虐殺当時の状況を直接証言したが、
この証言に対しても韓国政府は「陳述が一貫していない」として受け入れられないとの立場を明らかにした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2f4248400ccb8fcab207adaaa9121a13a9f2c971