朝青龍関が在日スポーツ新聞記者に、
「キムチ野郎」と初めて云った時の経緯。

記者「横綱はちゃんこ鍋が好きですか?キムチは食べないのですか?」
朝青龍関「好きだ。キムチは食わんな」
記者「キムチは優秀な食べ物で体によく、
     食べれば食べるほど壮健になります」
朝青龍関「食べないと言っているだろうが!!」
記者「キムチはSARSも予防するし、
     たとえモンゴル人であろうとも食べなければならない」
朝青龍関 「うるさい!キムチ野郎!」
記者「日本での差別はひどかったでしょう?」
朝青龍関「いや、別になかったっス」
記者「隠さなくてもいいですよ。どんな差別にあいましたか?」
朝青龍関「いや、だから特になかったっス」
記者「"特に"ってことは、やっぱりあったんじゃないですか?!
     どんな差別でした!?」
朝青龍関「だから、ねえって言ってんだろ!このキムチ野郎!!」

■「キムチ野郎」と言われ右翼が決起??
実は例の”キムチ野郎”発言が物議をかもした5月上旬から、複数の右翼団体がこれは聞き捨てならじと次々と”決起”。
相撲協会や、文部科学省の競技スポーツ課、九重親方の後援会事務所、はては首相官邸や日韓議員連盟会長の森善朗前首相などにも「朝青龍をどうにかしろ」と、執拗な抗議行動を繰り広げていたのだ。
なかには”天覧相撲で弁当に排泄物を入れてやるぞ”と脅迫じみたものもあって相撲協会も一時は緊張状態になったという。

右翼に狙われた「朝青龍」~週刊新潮6月5日号