創価学会員は選挙についてどう捉え、どんな活動をしているのか?(現代ビジネス)
https://news.yahoo.co.jp/articles/1dc0808ebef4e96f5d92f258bea0b7378ec108f6

(前略

ぼくが思い出すのは、2003年のことである。11月に衆議院議員選挙を控えていたため、その頃の学会は選挙モードに突入していた。ぼくも張り切って法戦に臨みたいと思っていた。だが、あることが壁になって、そうは行かない状況になった。公明党の振る舞いに納得が行かなくなったのだ。

当時、争点にされたことの一つが、イラク戦争関連で自衛隊をイラクに派遣するという話だった。ぼくは、“イラク派兵”に反対。では、この件について公明党の判断はどうだったかといえば、のちにこれを容認したように、(ぼくから見れば)かなり歯切れの悪い対応をしていた。それをさまざまな幹部に伝えた時に返ってきた言葉を羅列すると、こんな感じになる。

「公明に反対するお前は信心がおかしい」

「お前の退転の命を、俺が斬ってやる」

「お前がしていることは組織批判、同志誹謗だ」

「祈れば公明の正しさがわかる」

ぼくは政策論争を望んだ。でも、どの幹部と討論をしても、彼らがそれほど理論武装をしていないからか、話にならなかった。だから、ぼくはひたすら論破を繰り返すことになった。その先に何があったか。次回の記事に詳細を譲りたい。

(後略