10日あさ、JR豊肥線の列車が線路上にいた子牛をはね、一部の区間で一時運転を見合わせました。

乗客や乗員にけが人はいないということです。

10日午前8時半ごろ、JR豊肥線の下り列車が肥後大津(ひごおおづ)駅と瀬田(せた)駅の間で線路上にいた子牛をはねました。

子牛の所有者の男性によりますと、はねられたのは生後10か月のあか牛で きょう競りに出される予定だったということです。

子牛の所有者
「市場の牛の競り(に出す予定だった) トラックに乗せていたら逃げ出した」

JR九州によりますと、列車には当時、乗客と運転士あわせて13人が乗っていましたが、いずれもけがはないということで、乗客はタクシーなどに乗り換え目的地に向かいました。

この事故の影響で豊肥線は、肥後大津駅と宮地(みやじ)駅の間でおよそ2時間半に渡って運転を見合わせ、現在もダイヤに乱れが出ています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/1c4f035320a290b00822b5791e34c51197d0fc6c