「作業効率を優先した」作業員の感電死で男性社員を書類送検~北九州市の電気設備会社 | RKBオンライン
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北九州市の工場で去年、ブレーカーをつけたまま照明器具を取り替えるなど、適切な作業手順を怠ったことで作業員を感電死させたとして、電気設備会社の男性社員が書類送検されました。

業務上過失致死の疑いで書類送検されたのは、北九州市小倉北区の電気設備会社に勤める34歳の男性です。

男性は去年7月、照明器具の交換を依頼された小倉北区許斐町の工場で、適切な作業手順を怠り、電線に触れた作業員の浦田健斗さんを感電事故によって死亡させた疑いが持たれています。

警察は、男性が工事を発注した会社から事前にブレーカーを落とすよう指示されていたものの、そのまま照明器具を取り替えたことが事故につながったと判断しました。

取り調べに対して、男性は容疑を認めた上で「作業効率を優先した」と供述しているということです。