興福寺の放生会、金魚は放流せず 生態系破壊の批判受け


 奈良市の世界遺産・興福寺が毎年4月17日、景勝地の猿沢池(さるさわいけ)に金魚を放す伝統行事「放生会(ほうじょうえ)」。今年から寺は金魚の放流を取りやめる。生態系を壊すと批判があるためだ。近畿大学と協力して学術調査し、その際に捕れた魚のうち在来種のみを放流することにする。外来種は近畿大が引き取るという。寺が9日に発表した。
https://www.asahi.com/sp/articles/ASN49624MN47POMB00N.html