山上徹也容疑者(41)の伯父(77)は、病床に横たわる24歳のおいっ子を眺めていた。

 2005年、海上自衛隊の任期制自衛官として長崎の佐世保を経て、広島県内に勤めていた山上容疑者は、自殺を図った。伯父は海自からの電話で知らされた。
 「すぐに徹也の母親に連絡を取ろうとしました。だけど、どこにいるのかわからない。(母が入信していた)旧統一教会に問い合わせると、『韓国にいる』と。結局、しばらく帰国しませんでした」
 山上容疑者の口から自殺未遂の理由が語られることはなかったという。伯父は職場に事情を尋ねた。

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