弁護士の4割「裁判官の居眠り見た」、働かせすぎや「退屈な尋問」を問題視する声も
https://news.yahoo.co.jp/articles/906130208acfdcb01f9f5afcf297b1a54072e089
仙台地裁で6月、裁判中に裁判員の男性がいびきをたてて居眠りし、辞任する事態がありました。しかし、弁護士や傍聴人の間では、法廷内での居眠りは裁判員に限らないとの指摘が上がっています。 弁護士ドットコムは登録の弁護士を対象に、法曹三者が裁判中に寝るのを見たことがあるか調査したところ、265人が回答を寄せてくれました。裁判官や弁護士については「ある」が約4割だった一方、検察官は1割にも満たないという結果が出ました。 6割強の弁護士が「居眠りはどんな状況でも許されない」と厳しい意見を出したものの、処分するかについては消極的な意見が目立ちました。むしろ、居眠りを引き起こすような裁判手続きの進行方法や、過労による体調管理の必要性といった課題が見えてきました。