ロシア軍がウクライナ攻撃に使用しているとみられるベラルーシ南東部のジャブロフカ飛行場で11日未明、大規模な爆発があったと、ウクライナのメディアが一斉に伝えた。ロシアが支配するウクライナ南部クリミア半島の軍用空港で9日にあった同様の爆発では、ウクライナ側の攻撃の可能性が指摘されている。
その時ブチャで何が ロシア兵も恐れない母、電話で泣き続けた3分間
ベラルーシ国内の独立系軍事情報監視団体「ベラルーシ・ガユン」がSNSに発信した情報によると、午前0時20分ごろから少なくとも8回の爆発が発生。装甲車両やレーザーシステムなどが破壊されたようだという。ミサイルシステムの一部が使えなくなった可能性もあり、犠牲者が出たとの未確認情報もある。
同団体は、20~25キロ先から撮影したという爆発の映像を公表。激しい爆発の光が夜空に光っていた。
ポーランドのベラルーシ反政権派系衛星放送「ベルサット」によると、ベラルーシ国防省は大規模な被害を否定し、「エンジンに着火した事故」と説明した。ウクライナ当局は11日現在攻撃を認めていないが、イグナト空軍報道官はベルサットに「ベラルーシの抵抗勢力はウクライナを助けてくれている」と述べ、関与をほのめかした。
https://www.asahi.com/articles/ASQ8D2R3XQ8DUHBI008.html