大問題になった多田野数人の"ビデオ"出演……ドラフト指名回避の原因に?

誰にだって、消したい過去の一つや二つあるもの。「黒歴史」とも呼ばれるそれは、時に当人の心へ重くのしかかったりもします。
先日、坂口杏里が母・坂口良子の命日に、Twitter上で以下のような一文を掲載して話題となりました。
「親不孝者でごめんなさい、親孝行できなくてごめんなさい、世界、いや銀河1大好きなママ」。
AV女優に転身したことを、亡き母へ懺悔するようなつぶやき。噂されている通り、借金返済のための転身であれば、悔やんでも悔やみきれないというものです。

そんな“若気の至り”を坂口同様、目先の金銭目的で犯してしまったばかりに、人生を大きく狂わせてしまったのが、インディアンス及び日本ハムファイターズに在籍していた野球選手・多田野数人です。

松坂世代を代表するピッチャーだった多田野数人

プロ入り前、多田野は将来を嘱望される投手の一人でした。八千代松陰高校在学中の1998年には、全国高等学校野球選手権の東千葉大会へ出場。
チーム打率.196と貧打にあえぐ野手陣を尻目に、防御率0.23という孤軍奮闘の大活躍を見せ、見事、同校野球部を甲子園へと導きます。
高校卒業後は立教大学に進学。和田毅(早稲田大学)、一場靖弘(明治大学)らと共に、六大学野球を代表するスター選手として名をはせ、
大学通算56試合で20勝16敗、防御率1.51、334奪三振という抜群の好成績を記録。
これほどの逸材をプロが放っておくはずもなく、大学卒業後のドラフト会議では上位指名確実と目されていました。


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