YouTube、米10代の人気トップ TikTok急上昇
米調査機関ピュー・リサーチ・センターによると、米国のティーンエージャーで常にインターネットを利用している人の割合は2015年の2倍近くに拡大した。ソーシャルメディア業界の勢力図の激動ぶりも浮き彫りになった。
米国の13~17歳を対象にした新たな調査によれば、最も人気のあるプラットフォームはアルファベット傘下の動画投稿サイト、「YouTube(ユーチューブ)」だった。この年齢層の95%がYouTubeのサイトかモバイルアプリを利用していると回答した。中国の北京字節跳動科技(バイトダンス)の動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」は、今では約67%に利用されている。TikTokは2018年に米国に進出したため、前回の調査では対象外だった。
「ほぼ常時」オンラインになっていると回答した13~17歳は全体の半数近くに達し、15年の24%から急拡大した。
ソーシャルメディアに限定すると、35%が主要プラットフォームの1つ以上をほぼ常時利用していると回答した。ピューの15年の調査では、この設問はなかった。
メタ・プラットフォームズ傘下の交流サイト「フェイスブック」の人気はこの年齢層の若者の間で急激に衰えている。15年の調査ではフェイスブックを利用しているとした13~17歳は71%いたが、今では32%にとどまる。
https://jp.wsj.com/amp/articles/youtube-still-reigns-as-tiktok-surges-among-teen-social-media-users-survey-says-11660234962