大阪府府政情報センター(以下「センター」という。)において、
府民に刊行物を販売した際に、現金60円を渡すべきところ40円を手渡し、20円を渡し漏れたという事案が発生しました。
このような事態を招きましたことをお詫びいたしますとともに、今後、再発防止に取り組んでまいります。


1.経緯
令和4年7月15日(金曜日)
・センターにおいて府民に対し、職員が刊行物(販売価格340円)を1冊販売した。
・職員がレジスター内の現金及び記録を点検したところ、保管している現金が20円過多となっていることが判明した。
・同日の売上内容を確認したところ、売上件数は刊行物を販売した1件のみであり、レジスターの売上登録についても刊行物1件であることを確認した。
 また、職員へ聞き取りを行ったところ、10円玉を4枚並べて渡したことを記憶していたことから、府民に対して現金の渡し漏れがあったことが判明した。


2.今後の対応
・府民の氏名や住所等が不明であることから、現金20円をセンターで保管し、
 府民から連絡があれば、本件に関する関係書類(領収書及び購入した刊行物)を確認のうえ、返金対応を行う。
・今年度(2023年3月末)までに連絡がない場合は大阪府の歳入に繰り入れるが、
 来年度(2023年4月)以降に府民Aから返金を求められた場合についても返金対応を行う。

(中略)

4.再発防止策
・刊行物の販売を行う際は、次の手順により、確認を行うこととする。
(1)購入者に対し、刊行物の金額をお示しする。
(2)購入者から現金をお預かりしたら、購入者と受付担当職員の双方で金額を確認したうえで、受付担当職員が別の職員とともにダブルチェックを行う。
(3)購入者に現金をお渡しする前に、受付担当職員が別の職員とともに領収書の記載内容、預かり金額、刊行物の金額及び釣銭の金額をダブルチェックする。
 購入者に現金をお渡しする際は、受付担当職員が領収書の内容を読み上げ、預かり金額、刊行物の金額及び釣銭の金額を再度、購入者と受付担当職員の双方で確認する。
・これらの手順を新たに作成する事務マニュアルに記載し、所属内で周知徹底を行う。


https://www.pref.osaka.lg.jp/hodo/index.php?site=fumin&pageId=45259