8月2日(現地時間同日)、サントメ・プリンシペ民主共和国の首都サントメにおいて、我が方、野口修二駐サントメ・プリンシペ民主共和国日本国特命全権大使(ガボン共和国にて兼轄)と、先方エディテ・テンジュア・サントメ・プリンシペ民主共和国外務・協力・共同体大臣(H.E. Ms. Edite TENJUA, Minister of Foreign Affairs, Cooperation and Communities of the Democratic Republic of Sao Tome and Principe)との間で、供与額2億円の無償資金協力「食糧援助」に関する書簡の交換が行われました。

サントメ・プリンシペは、社会経済開発及び貧困削減に向けて取り組んでいるものの、依然として食料自給率は低く、輸入農作物に大きく依存していることから、食料安全保障体制の強化が喫緊の課題となっています。
この協力は、サントメ・プリンシペの食料安全保障の改善及び貧困削減を目的とし、また、6月のG7エルマウ・サミットにて岸田総理大臣が表明した、グローバルな食料危機へ対応するための計約2億ドルの支援の一環として、我が国政府米による食糧援助を実施するものです。
我が国は、2019年8月に開催した第7回アフリカ開発会議(TICAD7)において、「強靱かつ持続可能な社会の構築への貢献」を表明しており、この協力は同表明を具体化するものです。

https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press1_001013.html