ふるさと納税の返礼品に1頭分の松阪牛 「世界ブランドをアピール」
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 すき焼き用リブロース10キロ、ステーキ用の最高級ヒレ肉シャトーブリアン2キロ――。ブランド牛「松阪牛」の産地三重県松阪市は、寄付額1500万円で松阪牛1頭分の肉約213キロを返礼品として受け取れる「ふるさと納税」を始めた。

 松阪市によると、寄付額1500万円は、市のふるさと納税制度で最高額。2021年度のふるさと納税受け入れ額は13億7769万円で県内トップ。返礼品で最も人気が高いのが松阪牛で、部位や用途別に約250品目あるという。

 今回の返礼品の肉は、市内の老舗精肉店が自前の牧場で育てた松阪牛。タンやカクマクなど約20部位を1キロ単位で加工する。寄付者が1頭分をまとめて受け取るか、1年以内に分割して受け取るかを選べる。