高市経済安全保障相は15日の記者会見で、自らの入閣について「小林(鷹之)前大臣を留任してほしかった」と述べた。
14日には自身のツイッターで、岸田首相には小林氏の留任を求めていたと説明し、
「入閣の変更がなかったことに戸惑い、今もつらい気持ちで一杯だ」と投稿していた。

高市氏は15日の記者会見で、「お役をいただいた限りは全力で働く」とも語った。
かつて安倍晋三・元首相から、首相から人事の打診があれば、絶対に受けるよう助言されたことも明らかにした。

首相の人事判断に異を唱えたと受け止められかねない異例の発言に対し、
自民党内からは、「自分の都合だけを考えた自分勝手な発信だ。嫌なら断ればよかっただけだ」(参院幹部)と批判が出ている。

https://www.yomiuri.co.jp/politics/20220815-OYT1T50162/