国土交通省が「建設工事受注動態統計」の受注を二重計上した統計不正について、
内閣府は15日、国内総生産(GDP)に与えた影響の試算結果を公表した。
2018~21年度の名目GDPの伸び率が本来より0・0~0・1ポイント低く計算されており、是正は上方修正の要因になったという。

 内閣府によると、GDPの計算には同統計をもとにした「建設総合統計」の出来高の伸び率を使っている。
出来高は前年などの受注額を分母、当年の受注額を分子に使い、前年などの建設投資額を掛けるなどして計算する。
18~21年度は二重計上が分母の方により影響していたことなどから、是正すると伸び率が上方修正された。

以下ソース
https://www.asahi.com/articles/ASQ8H7G81Q8HULFA004.html