「生理の尊厳担当官」に男性任命、広がる反発 英スコットランド(AFP=時事)
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【AFP=時事】英スコットランドのテーサイド(Tayside)地方で17日、初代「生理の尊厳担当官」に男性が任命され、激しい反発が広がった。女子テニスの元スター選手マルチナ・ナブラチロワ(Martina Navratilova)氏はこの決定を「ばかげている」と呼んだ。

スコットランドで初めて設置された「生理の尊厳担当官」に任命されたのは、エディンバラの北にあるダンディー(Dundee)市出身のジェイソン・グラント(Jason Grant)氏。生理用品の無償提供を推進するほか、閉経をめぐる問題についての議論も求められる。

四大大会(グランドスラム)で18回の女子シングルスで優勝18回のナブラチロワ氏は、男性の「生理の尊厳担当官」任命を受けて、「私たち(女性)が男性にひげのそり方や前立腺のケアなどを説明しようとしたことがあっただろうか? こんなのばかげている」とツイッター(Twitter)に投稿した。

(後略