トップガン現象の影響は日夜、日本の防衛を担っている自衛隊にも及んでいました。

 自衛隊群馬地方協力本部 2等空佐・宇田信一さん:「今年については倍以上という数で、非常にありがたいなと感じている」

 日本での興行収入が110億円を突破するなど、空前のブームを巻き起こしている「トップガン マーヴェリック」。その影響は、今月、自衛隊が開催した航空学生を志望する人に向けた説明会でも表れていました。

 自衛隊群馬地方協力本部 2等空佐・宇田信一さん:「海上自衛隊のマーヴェリックと、航空自衛隊のアイスマンが来てますので…。ここ笑うとこですけど、笑いとれないので…」

 海上自衛隊・航空自衛隊から現役のパイロットが講師として招かれ、時折、「トップガン」の話題を盛り込みながら行われた、この説明会。今年は、例年以上の手応えを感じているといいます。

 自衛隊群馬地方協力本部 2等空佐・宇田信一さん:「(参加者は)ここ2、3年だと10名前後で推移していたので、今年については倍以上という数で。これ(映画)を観て、興味を持ってくれた方が少しはいたのかなと」

 実際、36年前に前作「トップガン」の映画が公開された時も、航空学生への応募者が、前年の2割近く増えたといいます。この日、説明会に来ていた若者の中にも…。

 航空学校への志望者:「トップガンを観てモチベーションを上げて、勉強をやっていこうというのにつながった」
https://news.yahoo.co.jp/articles/07aa621c279151bb805ee705ea19bdc89e7634fb