「係争中の案件になるので」「今後裁判で明らかになってくると思います」──本誌・週刊ポスト2022年6月24日号が18歳女子大生との「パパ活飲酒」を報じてから55日ぶりに臨時国会に姿を現わした吉川赳・衆院議員は、説明を求める記者たちから再び逃げ去った。

 なお、8月17日現在も本誌は吉川氏から提訴されておらず、「係争中」という虚偽の理由で記者たちの追及を避け、裁判を言い訳に時間稼ぎをしている状態だ。

 一方、報道後に沈黙を貫いていた女子大生・Xさんが、筆者の取材に応じた(独占インタビューは『NEWSポストセブン』にて配信中)。吉川氏が一方的な見解を綴ったブログ(7月15日)を見て、「私たちの税金を使って、ウソばかり並べるのはそろそろやめてほしい」と、決心を固めたという。

 Xさんへのインタビューから浮かび上がったのは、吉川氏の国会議員としての資質が問われる言動とともに、女性を口説く際にも議員という立場を最大限利用していたことだ。アルバイト先のキャバクラで吉川氏と出会った時のことを、Xさんはこう語った。
https://www.news-postseven.com/archives/20220819_1785358.html