【亀山】三重県生涯現役促進地域連携協議会は17日、亀山市役所で「シニア向け無料相談会」を開いた。55歳以上の男女計5人が訪れた。 相談会は、働く意欲のある高年齢者（55歳以上）を対象に、これまで培ってきた能力や経験を生かし、働くことができる「生涯現役社会」の実現に向け、県の事業として令和2年度から、県内を4ブロックに分け、年6回程度実施している。 この日は、同協議会の田端恭行支援員（67）が対応。相談者の希望する職種や勤務時間帯、賃金などを聞き取り、ハローワークの求人募集の中から、相談者の条件に合った事業所などを紹介した。 58歳の女性は「今年4月まで工場内の軽作業の仕事をしてきた。週5日程度で福祉関係の仕事があれば」と話していた。 田端支援員は「相談者に寄り添い、事業所との橋渡しをすることで、一人でも多くの高年齢者の就労支援につなげたい」と語った。
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