中国の各地の漁港で、水揚げされた魚に対する新型コロナウイルスの検査が行われているが、
これは無駄な努力である可能性が高く、「ゼロコロナ」を目指す中国政府の行き過ぎた措置だと考えられている。

8月18日のサウスチャイナ・モーニング・ポスト紙によると、中国南東部の港湾都市のアモイ(厦門)市の当局は、
魚の口に綿棒を入れて、ウイルスの検査をするよう漁師たちに命じたという。
当局は、一部の漁師が海上での他の船舶との接触や、違法な取引でウイルスを持ち込んだため、
こうした措置が必要だと主張している。

カニやエビ、魚などに綿棒を入れる職員たちの動画や写真が地元メディアに掲載され、
ソーシャルメディアでも話題となったが、政府が無駄な努力を行っているとの批判も噴出している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/68089c82461e1ce98f085dc5c49f8f061a11ef1f