スープの中に、ネズミ、ゴキブリが…
 歌舞伎町の有名ホスト、美堂瞬氏(37)経営の2店が提供するそのラーメン。どんな環境で作られているのだろうか。最近まで働いていた元店員が語る。

「2019年ごろ歌舞伎町店の衛生環境は相当ひどく、厨房の中をネズミが走っている状態でした。ゴキブリも大きいのがたくさん出て。驚いたのは、夏に出勤したらスープの中を40~50センチはあるような大きなネズミが、円を描くように優雅に泳いでいたんです。もちろんスープは作り直しました。その後も別の店員が出勤して、ネズミが泳いでいたことがあったそうです。それから半年くらいして駆除の業者を入れたようですが」

 渋谷店で働いていた別の元店員も語る。

「オープン当初からゴキブリがすごくて、スープの中にポトッと落ちてきて、作り直すことも多かったです。私がいないときもテーブルの上をゴキブリが走ったり、スープに入っていたりして、クレームを受けたとか。だから美堂さんに害虫駆除の業者を入れるように言ったのですが、ずっと流されて。結局、私が探して去年4月に業者が入りましたが」

コロナウイルスまで
 最近まで歌舞伎町店で働いていた元店員も言う。

「店内でモグラみたいに大きなネズミを見たことはあります。ネズミが減ると今度はゴキブリが増えて、洗い物をしていると飛んでいたりしました。ほかにも食洗器を月に1度も清掃しないので、中に食材のカスがたまったり、油がこびりついたりしていました」

 また、ネズミとゴキブリ以外に、ウイルスも呼び込まれていたようだ。

「今年1月、コロナ陽性という診断を受け、10日は家に待機するように言われたので、店にそう告げましたが、3日ほどして“出勤してほしい”というLINEが。咳も落ち着いていませんでしたが、出勤しました。店内のコロナ対策は、アルコール消毒液が置いてあったくらいですね」
https://news.yahoo.co.jp/articles/61cd7e7befc8c18970e41d742851c554872b68f0