煩悩の化身であるマーラにとって、釈迦が悟りを開くことは自身の破滅につながる。
そこで手始めに釈迦のもとに美しく技に長けた娘たち3人を送り込むが、
釈迦は数々の誘惑に屈せず、続いてマーラは恐ろしい形相の怪物たちに釈迦を襲わせるが、
なぜか釈迦に近づくことはできなかった。
岩石やありとあらゆる武器を降らせ、周囲を暗闇に覆っても釈迦は動じず、
最後はマーラが巨大な円盤を振りかざして向かっていくが、円盤は花輪となった。
こうしてマーラは敗北を認め、釈迦は悟りを開いた。

マーラは原始聖典の阿含経『相応部』の「悪魔相応」M?ra samyuttaに書かれている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%A9