◆白河の関
勿来(なこそ)の関(福島県いわき市)、念珠(ねず)ケ関(現鼠ケ関、山形県鶴岡市)とならぶ奥羽三古関の1つ。
栃木県との県境に近い福島県白河市に5世紀ごろ、蝦夷(えみし)の南下を防ぐとりでとして設置された。
奈良時代から平安時代ごろには、人や物資の往来を取り締まる機能を果たした。
白河関跡は国指定の史跡。関跡を境内とする白河神社には、源頼朝の挙兵を知った義経が鎌倉に向かう道中、勝利を祈願したと伝わる。
西行、松尾芭蕉ら歌人、俳人も多く訪れ、名歌を残した。
東北勢は甲子園で春夏通じて優勝がなく、悲願のVはこの関所になぞらせ「白河越え」といわれてきた。
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