【ヤマハ MT-10 開発者に聞く】ついにバイクのあの場所が楽器に!? “眉毛”デザインのねらいとは
https://s.response.jp/article/2022/08/22/360956.html

(前略)

音にこだわる! さすがは楽器メーカー!!
----:眉毛のある斬新なフロントマスクや最高速度を設定できる新たな電子制御など、聞きたいことは山ほどあるのですが、僭越ながら順序を無視して好奇心が向くままにお聞きします。
タンクカバー上面の左右にある、新たに設置されたものは一体なんでしょうか!?

※一同、いきなりのド直球クエスチョンに戸惑いつつも笑みがこぼれる。

鈴木智一朗(プロジェクトリーダー):音の響きを強調する『アコースティック・アンプリファイア・グリル』で、
吸気ダクトからの音とともに、吸気ダクト自体の振動である“ダクトの鳴り”をライダーに向けて発生します。

齋藤久典(サウンド担当):エアクリーナーボックスから断面積と長さの異なる3本のダクトが伸びていまして、それぞれの管長を細かくチューニングし、周波数の組み合わせで音づくりしています。
ダクト自体が鳴る音もとてもいい音が出ていまして、スロットル開度に追従してサウンドが盛り上がっていく構造としました。

ヤマハ MT-10のサウンドを生み出す『アコースティック・アンプリファイア・グリル』
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鈴木:こうしたサウンドをライダーに向けてダイレクトに届けたいという想いから『アコースティック・アンプリファイア・グリル』を設けました。
デザイン担当にも頑張ってもらい、見た目にもスタイリッシュに仕上がったと思います。


以下ソース