【ハバナ共同】メキシコとキューバの当局は23日までに、それぞれウイルス感染症「サル痘」感染者の死亡を発表した。

 メキシコの例はエイズウイルスに感染した患者が敗血症性ショックなどで死亡したとしている。サル痘の検査をしたところ陽性だった。

 キューバ保健省はイタリア人観光客の男性(50)が21日に死亡したと発表。男性は15日にキューバ入りし18日に体調が悪化、20日にサル痘感染が確認された。死因は肺炎による敗血症で複数の臓器損傷もあった。

 サル痘感染者の死者はアフリカ以外では、ブラジルやスペイン、エクアドル、ペルーで確認されているほかインドでも報じられている。

https://nordot.app/935006507376771072