港に入る漁船に「釣り竿を持っていかれた!」釣り人ブチ切れに漁師困惑…「釣りより船が優先」「竿を上げるのがルール」
8/24(水) 7:32

海への排尿、草むらへの排便…基本的なマナー知らない人も
えっこさんや秋田県漁協南部支所によると、8月のある昼下がり、母港の金浦漁港に漁船を入港させたところ、40代くらいの女性の釣り人が漁船を追いかけてきたといいます。

ーーその釣り人とのやり取りを教えてください。

「自分が船を停めているところまで車で追いかけてきて、『釣り竿引っ張られたんですけど』と言われました。何のことか分からず話を聞いたところ、『釣りをしていたら、船に竿ごと持っていかれた』と言われました。
(そんなことは)知らないし、無いものは無いと言ったら、文句言いながら、また周辺を探していました。その間に船を降りて帰ろうとすると、もの凄い剣幕で睨まれた、という感じです」

秋田県漁協南部支所は「漁船の航路が優先されるのが基本的なルール。地元で小さい頃から釣っていた人なら、
『船来たら仕掛けを上げるのんだよ。竿を(船に)持って行かれても文句は言えないよ』と教わるんですが、あまり釣り経験のない人だったのかもしれません」と状況を推し量ります。
えっこさんも「(船が来たら)竿を上げるというのは当たり前の事です」と話します。

金浦漁港では、ハタハタが釣れる冬場に秋田県内外から釣り人が集まり、釣り道具や飲食物を放置したり、路上駐車が問題となっており、地元の秋田魁新報が報じています。

ーー金浦漁港ではいつごろから釣り人のマナー悪化が問題になっているのでしょうか。

「ずっと昔から問題になっています。ハタハタが釣れる時期になると仕掛けをそのまま海に捨てたり、ゴミも捨てたり、草むらでの排便、海への排尿も普通にあります」
https://news.yahoo.co.jp/articles/987b70a926f4d714826680be668d042d390e7cad