“カマキリ先生”香川照之に性加害報道…イメージと真逆の行動に「子供たちへの裏切り」と広がる落胆

8月24日、「デイリー新潮」によって性加害疑惑が報じられた香川照之(56)。
テレビで知られる人柄からは想像しがたい報道内容に、波紋が広がっている。

記事によると、トラブルが起こったのは’19年7月。香川が銀座のクラブでホステスの女性にキスや胸を触るといった性的行為に及んだという。
そのため、被害女性はPTSD(心的外傷後ストレス障害)を患ったとも報じられている。被害女性は’20年5月に、香川の卑猥な行動を止められなかったという理由で、クラブのママに対して損害賠償を求めて提訴。
だが、東京地裁に提起された訴訟は昨年に取り下げられているという。

訴状を通じて明るみになった香川の性加害。
事実かどうかは定かではないが、香川の所属事務所や事務所社長は「週刊新潮」の取材に対して沈黙を貫いていないという。

■カマキリ先生のスキャンダルに「子供たちへの裏切り」の声も

さらにその波紋は、子供たちにまで広がっているという。

’16年から「カマキリ先生」として教養番組『香川照之の昆虫すごいぜ!』(NHK Eテレ)に出演する香川。
珍しい昆虫を捕獲するため、国内だけでなくコスタリカやマレーシアでのロケを敢行したことも。カマキリに扮した香川が語る昆虫への熱意や生態の知識は、数多くの子供を夢中にさせた。

さらに、香川とイラストレーターのロマン・トマ氏による自然教育絵本シリーズ『INSECT LAND』を原作とした昆虫アニメ『インセクトランド』(NHK Eテレ)も、現在放送中だ。
香川の“昆虫活動”はメディアで話題になるだけでなく、教育現場でも活用されるほどだという。

「『昆虫すごいぜ!』はNHKの学校向けデジタル教材の理科を代表するコンテンツで、教材として導入している小学校も多いと聞きます。
また香川さんは、自然との触れ合いや体験活動の大切さを子供に伝える活動が評価され、’18年12月に文部科学省から『こどもの教育応援大使』にも任命されています。
多くの子供たちにとってお手本となる存在なだけに、今回の報道で保護者層からもショックの声が上がっています」(テレビ局関係者)

カマキリ先生として子供たちの“お手本”でもある香川。それだけにネット上では、「子供が可哀想」との声も上がっている。

《香川さんこれが本当の事なら、インセクトランドどうするの? 子供最近ハマりだしたのに…》
《香川さんのセクハラ問題もしほんとなんやったらショック! 子供がカマキリ先生大好きでいつもテレビ見てたからなぁ。》
《香川照之、カマキリ先生はじまったのが2016年で、2019年にこれは…子供向け番組やってなくてももちろんダメだけど、これじゃせっかく昆虫好きなった子たちへの裏切りだよ…》

https://news.yahoo.co.jp/articles/1e653be8526d0a888253e4a6680648755cf470b3