出産後まもない赤ちゃんを用水路に投げ込んで殺害した罪に問われている母親の控訴審判決で、広島高裁岡山支部は母親の控訴を棄却しました。

岡山市の安原利佳被告(37)は2020年10月、岡山市の公園で産んだ赤ちゃんを用水路に投げ込んで殺害した罪に問われ、一審で懲役6年の判決を受けていました。

弁護側は「殺意はなく一審の判決は重すぎる」として控訴していましたが、24日の判決で広島高等裁判所岡山支部の片山隆夫裁判長は「金網のフェンス越しに用水路に落とし入れ溺死させるなど、殺意はあった」として控訴を棄却し、一審の懲役6年の判決を支持しました。

https://news.ksb.co.jp/article/14702037