与党支持・保守派は「わかってない」「時代遅れ」?…リベラル野党が「それでも負ける」たった一つの理由
https://news.yahoo.co.jp/articles/d5ac0cadaaea97594d6e615b0fa305c0a37e8a9e
インターネットやSNS上では、左派系の野党を支持する「リベラル派」ほど熱心に政治的メッセージの拡散を行い、啓蒙活動に勤しんでいる。それは私が憶測で言っているわけではなく、ビッグデータで明らかになっている事実でもある。

 にもかかわらず、選挙結果を見るかぎり、かれらの啓蒙活動はほとんど奏功していないようだ。いや、奏功していないどころか、むしろSNSを舞台に活発な啓蒙活動が展開されるようになって、なおさら自民党をはじめとする保守政党の優勢が確固たるものになっているようにすら見える。いったいなぜ、「啓蒙」は失敗してしまうのだろうか? 
 理由はたったひとつ、きわめて明快である。

 「啓蒙」するからである。

 野党・左派政党の支持層の言動からは、どうしても「なにもわかっていないお前たちを『啓蒙』してやろう」という姿勢がにじみ出てしまう。だからこそ、野党(リベラル派)はいつまで経っても支持を集められないのである。

 思春期に本を読まない、学校で歴史の勉強しない、そのまま成人してから、仕事や付き合いで政治の話にかぶれると一瞬で右に染まるのは何度も見てきた。