『耳をすませば』の原作を読んだ宮崎駿、「ストーリーが違う!」と怒り出す [991882504]
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漫画『耳をすませば』(集英社文庫)で、スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーが宮崎さんと原作の出会いを解説している。
その場所は、長野県にある宮崎さんの義父のアトリエだったという。
宮崎家が別荘のように使っており、鈴木さんを含めたメンバーで毎年夏休みに訪れていた。
娯楽の少ないアトリエの部屋の隅には子どもたちが読み終えた古い雑誌が置かれており、その中に1冊、『耳をすませば』が掲載されていた「りぼん」があった。
4話完結のうち、2話目か3話目を読んだ宮崎さんが「この物語の前はどうなっていたんだろう?」と、「アレコレ言い始め」、鈴木さんと2人で想像をめぐらせて楽しんだのだという。
そこ限りで作品のことを忘れていたものの、次の夏にも宮崎さんが同じ「りぼん」を読み、「鈴木さん、コレ読んで!面白いでしょう」と『耳をすませば』を持って来たといい、
鈴木さんは「よほど惹かれるものがあったんだと思います。そこでまた、『どんな家に住んでるんだろう?』と始まった」と振り返っている。
「団地じゃないか?」という宮崎さんに、「二段ベッドを6畳くらいの部屋の真ん中におくと、ベッドをはさんで部屋が二つできるんですよ」と自らの経験を語る鈴木さん。
「そうやって大まかなストーリーが全部出来上がった」のだという。(実際映画でも雫は団地に住み、一部屋を二段ベッドで分けて姉と一緒に使っている)
しかし映画化を考えて単行本を読んだ途端、宮崎さんは「ストーリーが違う」と怒り出したのだという。
鈴木さんは「当たり前です!アレは宮さんが勝手に考えたんだから、原作と違うのは当然でしょう」と突っ込んでいる。
その後、原作者の柊さんに世界観を広げるということを了承してもらい、制作が進むことになった。
確かに原作と映画には違う点も多い。
原作では聖司はヴァイオリン作りはしておらず絵画を趣味としているし、留学するという話も出てこない。雫は立派な一戸建てに住んでいるし、映画ほど執筆に苦しむこともない。
原作者の柊さんは、原作からの変化についてどう感じたのか。
映画公開時のパンフレットに掲載された近藤監督との対談では「そもそも自分の描きたいことを描ききれないうちに終えてしまった作品だった」と明かし、
映画版の絵コンテを見た感想として「私が原作で書きたいと思っていたことがほとんど全て入っていて、やっとこの作品がきちんとした形で勝末を迎えることができたという気がして、とても嬉しかった」と語っている。
実は漫画版は不人気で、わずか4話で連載が終わっている。
そのため「好きだ、嫌いだに終始するのではなくて、生きていくには恋愛以外にも大事なことがたくさんあるわけですから、異性との関係も、人間的な深いつながりとして描けたらいいな」と思っていたものの、広がりに欠いたのだという。
柊さんの思いを、宮崎さんが汲み取った形になったようだ。
ちなみに対談で近藤監督は原作を非常に気に入っていると述べ、「(原作を)できるだけ残してくださいと、お願いした」と語っている。
近藤監督は宮崎さんらから絶大な信頼を寄せられたアニメーターだったが、1998年に47歳の若さで急逝している。
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_63059dafe4b0f72c09dbeed4 このジジイ原作ハウルの設定にもグチグチ言ってたんじゃなかったっけ 雫の家の描写いいよな
姉と一部屋を分け合って使ってるところとか >雑誌は宮崎の姪らが昔に読んだものだったという。
>休暇をともにした鈴木や押井守、庵野秀明と宮崎で『耳をすませば』の一部から全体がどんな話なのかを膨らませていった。
押井と庵野もいたのか >柊さんの思いを、宮崎さんが汲み取った形になったようだ。
いや違うよ。
映画公開時のパンフレットに原作者が「私の原作が不本意にも変えられてしまった」
なんて書けるわけがない。この映画の内容こそ原作者が書きたかったものですという大人の対応なだけ。 柊あおいって売れるまでリーマンしながら漫画を描いてたな
一方同じ編集者がついた岡田あーみんは高校卒業後漫画家になってたが
柊が売れる頃には、やる気を失い既に富樫化してたw >>9
4話打ち切りの不人気作品で描きたかったもん描けてるわけないやろ
ジブリでアニメ化して再生してもろただけでも儲けもんや( ´ ▽ ` )ノ >>9
星の瞳のシルエットで大ヒットした後のまさかの4回打ち切りは本当だから、
雫の創作の苦しみなんかは実際書きたかったというか構想にあったとしてもおかしくない
団地住まいとかは考えてなかっただろうけど パワフル駿だな。
五郎が原作壊していいって勘違いするわけだぜ。 ググって知ったが実写映画10月にやるんだな
10年後が描かれるというファンなら気になりそうなやつ 4回で打ち切られた漫画でもジブリ映画化の可能性があるってロマンあるよな 疑問なんだが…そこまで違うなら
完全オリジナル謳っても誰も分からんのだから
余計な原作料払う意味がなくない? すでに打ち切られている原作者の了承をとるところがパヤオと押井の差だな >>18狙った読者層には受けなかったけど、おっさんの心は鷲掴みにしたんだな こういうエピソードみると
限られた情報量の中であれこれ考えることや
一回考えたアイデアを時間経てからもう一度かんがえてみる
っていう現代社会だとなかなかできないことが
創作にはやっぱ有益だったりするのかな
とも思うな 誰もわからないだろうけど
「聞いて育ったんと違う!」 柊あおいの初期の作品のイメージって
・いまいちパッとせずウジウジしがちなヒロイン
・本命の男の子とは何らかのキーワードやエピソードで特殊なつながりを持つ
・ヒロイン自身はあまり行動しないが、上のアドバンテージがあって、周りがいろいろ気を回してお膳立てしてハッピーエンド
みたいなパターンばっかだったから
星の瞳のシルエットはともかくとして、
それ以降の作品は厳しいのが多かったな
そのあとはどうなったのかは読んでないから知らんけど 少女漫画を語れるケンモメンって何者なんだ?オタクか?(古典的な意味の) 原作を先に知っていたので映画で雫が貧乏底辺家庭になって嫌だった。男はストーカーだしよ 苦しい心象の時は日本風背景で楽しく開放された時はヨーロピアンになるのが
駿の西欧コンプがよく出てると思いました 原作拝借しておいてここが気に入らん!とか
てめぇオリジナルで作ってろよ 日本アニメ史上最高の名言
「間違っているのは俺じゃない、世界のほうだ」
「だがな、雫、人と違う生き方はそれなりにしんどいぞ。失敗しても誰のせいにもできないからね」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています