↑今日は朝から「投資はギャンブル」派と「投資はいいぞ」派の戦いを楽しく拝見していた。

増田は積立投資を10年程続けている「投資はいいぞ」派なんだけど、「投資はギャンブル」派の人たちはそもそも投資向いてないと思うので止めとくのが吉。
なんでみんな説得しようとしてるのか謎。

(ここでいう投資は、デイトレード・スイングトレードみたいに短期で利益を狙う短期売買ではなく、NISAやiDeCo制度が想定するインデックス連動の投信やETFを積立で買ってガチホするような長期投資のことしか言わない)
 
「投資はギャンブル」と思う人は ある意味で投資に夢を見すぎている

長期の積立投資はとても地味。
年利で5%増えればいい方なので、株インフルエンサーの人が言うような爆益なんてとても出ない。
それでも長期で積立続けることによって、上ったり下がったりしながら複利のチカラで少しずつ加速度的に資産が増えていくのが積立投資。
でも「投資はギャンブル」という人が思い浮かべるのは恐らく仮想通貨みたいにハイリスクハイリターンな種類の投資で、ある意味心の中では投資に夢を見すぎていると思う。
きっと彼らが深層心理で夢見ているほど数字が増えていかず「こんなものかバカバカしい」と思ってすぐ止めてしまう。

「投資はギャンブル」と思う人は 希望的な観測を信じない

長期投資は「一時的な暴落はあっても、将来的にはきっと世界は経済成長して上がるはず」という信念を持つ一種の宗教だと思う。
株価は上がるときもあれば下がるときもある。そうやって少しずつ世界経済と株価は大きくなってきた。
積立投資でそれらをトラッキングしていくのは、これまでの歴史や学問としての金融の専門家も証言する、最も再現性の高い資産形成方法だと考えている。
でも「投資はギャンブル」と思う人は疑い深く、希望的な観測を信じないので、
きっと投資を続けるモチベーションが続かずに中途半端なところで止めてしまって将来的な値上がり益を逃す。

「投資はギャンブル」と思う人は 一時的な損失に耐えられない

自分もこれまで10年間に暴落を何度も経験してきたが、その度に「安く買えるチャンス」と自分を納得させて
積立投資を脳死で続けて来た結果、利益がかなり大きくなっている。
同じような期間で積立投資をしてきている人は、(変な商品を選んでなければ)恐らく多くの人がそうなっているはず。
インデックスに連動する投信やETFは大量の会社の株の集合体なので、一時的に暴落することはあるが価値ゼロの紙くずになる可能性は限りなく低い。
(そうなったら世界経済が壊滅している状態なので、いくら現金でお金持っていても無駄だと思う)
でも「投資はギャンブル」と思う人は、数字でマイナスが出てきた瞬間に「やっぱりギャンブルじゃねえか」と損失に耐えられないので
きっと一度の暴落であっさりと手放してしまい、将来的な値上がりや安く投信を買えるバーゲンチャンスを逃してしまう。

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もちろん、これまでの世界の経済成長が右肩上がりだからといって、今後どうなるかは誰にも分からない。
でも特にお金イジりが趣味でも仕事でもない人が、一番再現性の高い方法で資産を作れる方法が積立投資だと思っている。
それでも「投資がギャンブル」と思う人はそのまま忘れて寝て、明日からも日本円の現金預金一本で留めておいた方がいい。
その方が本人にとっては幸せだと思う。

https://anond.hatelabo.jp/20220825233050