森林警備員が語る「動物園から逃げ出した虎に遭遇したときのアドバイス」

■動物園を脱走した虎に遭遇したときのアドバイス
・走ってはいけない。猫のように虎も追いかけるのを好む。
インドのバンダウガル国立公園の例では、草の長いところでゾウが虎に驚き、乗せていた男を振り落として逃げた。
その草やぶには少なくとも3頭の虎が近くにいることを知り、彼は本能的にゆっくりと後ろに下がった。
小さな歩幅で草やぶを出るために2時間かかったが生還した。

・虎に近づいてはいけない。特にとらわれの虎はいつもと違う設定におびえやすく、強く動揺しているであろう。離れるべし。

・どこか高いところへ移動する。虎は登るのは得意ではないので、木の高いところには行けない。

・真っ直ぐ立とう。虎はイボイノシシや鹿とかがんだ人間を区別しない。
これが理由で多くの木を集めている村人が攻撃される。

・虎に敵意を見せない。家で遭遇して棒で叩こうとした老人がいたが、虎は防御でき、攻撃されたら去ろうとしない。

・虎の縄張りで尿をしてはいけない。虎は尿で縄張りをマーキングするので、同じことをする相手を脅威だと思う。

・ケガをした虎や高齢の虎に近づかない。彼らは簡単な標的として家畜を狙うので、人を襲う可能性も高い。
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