「旧統一教会関連団体に補助金」共産市議団が新潟市に申し入れ

旧統一教会をめぐり、共産党新潟市議団は新潟市が旧統一教会の関連団体に補助金を交付していたとして、補助金の返還を含め厳正な対応をとるよう新潟市に申し入れました。

共産党新潟市議団は26日、新潟市の朝妻副市長と面会し、新潟市が旧統一教会の関連団体に補助金を交付していたとして、補助金の返還を含め、厳正な対応をとるほか、新潟市として旧統一教会や関連団体と関わりを持たないことを明らかにするよう申し入れました。
新潟市によりますと、この団体は新潟市内の大学の学生団体で、花を植える活動などに対する補助金の申請があり、令和2年度に9万9000円、昨年度は8万5000円を交付したということです。
面会のあと、朝妻副市長は記者団に対し、「調査を進めているので、結論を踏まえ対応を決めたい」としたうえで、今後、補助金を申請した団体の活動を調べていく考えを示しました。
一方、申し入れの中で共産党市議団は、新潟市の中原市長が旧統一教会の関連団体の催しに参加していたと指摘し、詳しいいきさつを明らかにするよう求めました。
これについて中原市長はNHKの取材に対し、「依頼を受けて学生団体と複数回、意見交換などを行ったことは事実だ。『SDGs』の推進活動などを行う熱心な団体という認識で、旧統一教会と関係があるという認識はなかった」と述べました。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20220826/1030022421.html