沖ノ鳥島と全く同じシチュエーションの島(岩)が、仲裁裁判所で岩と認定されたことならある


2016年7月12日の常設仲裁裁判所による裁定で、南沙諸島で中国の領有を主張するジョンソン南礁は国連海洋法条約における低潮時に海面上に現れて高潮時には海中に水没する「低潮高地」ではなく、「人間の居住又は独自の経済的生活を維持することのできない岩」であり、EEZおよび大陸棚を有さないと認定された


つまりだ、沖ノ鳥島は法的にも岩であるという判例がすでに出来上がっているわけ
よって排他的経済水域は発生し得ない日本のゴネ得
もしこの海域が他国の排他的経済水域とぶつかるなら、たちどころに訴えられてただろうね
ただ大陸棚の延長部の上に乗っかってるから、排他的経済水域を、仮に島ではないとして喪失しても、以前その多くは大陸棚として排他的経済水域を、有することにはなるだろう
はっきり言って島である点を放棄したほうが、中国の南沙でのダブルスタンダードを避難できる正当性が得られるとさえ思う
今の日本は単なるダブルスタンダードであり、中国に南沙での横暴のお墨付きを与えてるようなもんだ