「米軍が感染を武漢に持ち込んだかもしれない。(米国は)透明性を持て! データを公開すべきだ! 米国は中国に説明せよ!」

 2020年3月、世界中で嘲笑を買った新型コロナウイルスの “米軍起源説” をTwitterに投稿したのは、中国の報道官・趙立堅(ちょうりっけん)氏。
常に鋭い眼光で記者を睨みつけ、ネット上では欧米諸国を叩き続ける有名人だ。

「いわゆる “戦狼外交” という中国の外交方針を体現する象徴的な人物です。外交とは常に相手国あってのもの。
基本は論争を避け、平和的で強力的な態度を示すものですが、“戦狼” はとにかく噛みつく。

 白い目で見られようと、中国への批判には徹底的に反論し、欧米諸国を攻撃するというスタイルです。なかでも趙氏は、2010年からTwitterを駆使して戦い続けています」

 そんな “戦狼” に関して、8月9日、台湾メディアで不穏な報道が流れた。『自由時報』によると、趙氏が妻を殴り、家庭内暴力を働いていることが発覚したというのだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8215b33f0b0c5cfb728e2dbc0f0dc7d2b47df847
https://data.smart-flash.jp/wp-content/uploads/2022/08/27142338/china_main_1_Y_thumb.jpg