コースの概要

 ICT(情報通信技術)を活用して製造をサポートするシステムの総合的な知識を持つ人材が求められています。本コースでは、Java言語によるプログラミング技術(Webシステム開発、Androidアプリ開発)を中心として、プログラミングに必要となるネットワーク、HTML/CSS、データベースなどの関連技術や主に製造現場で使用されているPLC(プログラマブルロジックコントローラ)とのデータ連携などといった幅広い技術の習得を目指します。

受講前提条件

 ICT(情報通信技術)を活用した企業システムの開発・運用・保守の仕事に興味があり、就職を目指す方。

事前に習得していることが望ましいスキル

 パソコンのキーボードによるアルファベット、数字や記号などの文字入力、マウスによる操作、ファイルの作成・コピー・貼り付け・編集等操作ができることが望ましい。

目標

ネットワーク、HTML、データベースおよびPLCといったデータの取得・蓄積に必要な知識や技術を身につけること。
Java言語によるWEBシステム開発やスマートフォン/タブレットアプリ開発に必要な知識や技術を身につけること。


内容

ネットワーク構築
コンピュータネットワークを構成する要素と、Linuxの操作・管理に関する技術および関連知識を習得します。
Webシステム開発
HTMLやCSS、JavaScriptといったWebサイト構築の基本と、Java Servletによる実践的なWeb系システムの開発業務に必要な技術および知識を習得します。
データベースシステム開発
リレーショナルデータベースの設計、構築と運用に関する技術および関連知識を習得します。
PLC制御
生産設備などの制御に使われるPLC(プログラマブルロジックコントローラ)の基礎と、ネットワークを利用した生産情報の取得や設備の遠隔制御に関する技術を習得します。
Javaシステム開発
Java言語の基本仕様から応用プログラミングまで、実習を通して幅広く習得します。
タブレットによる制御システム開発
Android系スマートデバイスに組み込むアプリケーションをJavaで構築するために必要な関連技術および知識を習得します。


目指す職種

テクニカルサポート
ヘルプデスク
カスタマエンジニア(CE)
技術営業
スマートフォン/タブレットアプリ開発者
Web系、業務系プログラマ(PG)
ネットワークエンジニア
システムエンジニア


就職実績

84.6%(令和元年度・2年度平均)

プログラマー(女性 29歳)
情報サービス(男性 44歳)
社内ネットワーク、Web開発(男性 35歳)


賃金情報

14~25万円

https://www3.jeed.go.jp/aichi/poly/kyushoku/ictseisan.html