安倍元首相を銃撃し殺害した山上徹也容疑者の減刑を望む声が上がっている。7月15日に署名サイト「Change.org」で始まった活動は、8月27日時点で約7500人が賛同している状況だ。山上容疑者の不遇な家庭環境に対する“同情論”が一部で沸き上がっていると言えるだろう。その一方で、当初は極刑を視野に入れていた検察当局も現在はトーンダウンしているという。

 起訴後の量刑に注目が集まる中、果たして“情状酌量”の可能性はあるのだろうか。日本の死刑制度では3人以上を殺害すると死刑となるケースが多いため、1人殺害の山上容疑者は無期懲役以下になる可能性が高い。
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