27日、札幌市白石区のアパートの解体工事現場で、72歳の男性作業員が倒れているのが見つかり、病院に運ばれましたが死亡しました。

 事故があったのは、札幌市白石区本通1丁目のアパートの解体工事現場です。
 27日午後3時過ぎ、現場で窓ガラスを壊す作業をしていた作業員が、2階の部屋で、作業員の佐藤博美(さとう・ひろみ)さん72歳がうつぶせの状態で倒れているのを見つけました。
 佐藤さんは発見された時、意識がなく、運ばれた病院で死亡が確認されました。
 警察によりますと、佐藤さんは2階の部屋で高さ1.7メートルの脚立に乗り、電動チェーンソーを使って梁を解体する作業を行っていたということです。
 倒れていた佐藤さんのすぐそばには、幅約10センチ、高さ約10センチ、長さ約4メートルの梁が落下していたということです。
 また、病院が佐藤さんのCT検査をしたところ、首の骨などが折れていたということです。

 警察は、切断した梁が佐藤さんに当たった可能性が高いとみて、事故の原因を調べています。

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