旧統一教会による被害をめぐっては、多額の献金や霊感商法のほかに、人生や家庭を滅茶苦茶にされた合同結婚式の問題もあります。
かつて合同結婚式に参加した元信者たちが報道特集の取材に対し、結婚や教団の実態について語りました。
合同結婚式は「祝福」「信者たちの最大の目標」

80年代後半から90年代にかけて、知り合いからの紹介や街頭で勧誘を受けて入信したという。

■「このまま殺されるのかな…」暴力的な行為受けたケースも
韓国人の夫に暴力的な行為を受けたケースもあった。

「相手の方はすぐに、祝福イコール結婚っていう風に考えていますから、『いつになったら来るんだ』っていうことで、やっぱり電話はしょっちゅう掛かってきますし。
仕事を定着して持っている人じゃなかったので、私に対してお金の無心をしてくるようになりました。
そのイライラがすごく募ったみたいで相手が、(会ったときに)家に帰る道すがら、すごく怒って首をがっと絞められて。もうこのまま殺されるのかなって思って…」

膳場キャスター「逃げ出すとか、反撃するとかではなく?」

元信者・きょうこさん
「全然なくて。たとえ首を絞められても叩かれても怒られても、そういうことを乗り越えればそれだけ救われるという風に思いますから」

元信者・洋子さん
「やっぱり性的なアプローチというか、要求、当たり前だろうみたいな、半分強姦されるような人たちがいて。なんとかそれを避けようとするんだけど『どうしようもないのよ』と言っていた人もいて…」

■相手は“信者でない”ケースも多数「結婚する手段に過ぎなかった」
日本人の妻を迎える夫には、信者でない人が多かったという。

膳場キャスター
「男性は信者じゃないっていうケースが少なくない、 結構あるものなんですね?」

一同「ほとんどですかね、多分…ほとんどやと思います」 

教団が韓国で配っているとされるビラには、こんな記載が…
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/136347?page=3