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ウクライナの最新のロシア非難提案は、国連加盟国193カ国のうち58カ国の支持を得たに過ぎず、3月の総会でキエフを象徴的に支持した数とは大違いである。

キエフの国連特使セルゲイ・キスリツァ氏は、ウクライナの独立記念日に開催された安全保障理事会の会合後、水曜日に提案された決議案を発表した。
安保理では、ウラジーミル・ゼレンスキー大統領のビデオ演説が行われたが、これは直接の出席を求める議定書を無視したものであり、
西側諸国によるロシア非難の声明が相次いで発表された。

モスクワのネベンジア特使は、ウクライナの残虐行為の証拠を紹介し、キエフの西側支援者を共犯者として具体的に名指しして、反論した。

キスリツァの決議は、ロシアの軍事作戦が始まった直後の3月にキエフが受けた支持にも及ばない。
3月2日の総会では、国連加盟国の73%に当たる141カ国が、モスクワを非難する拘束力のない決議案に投票した。

しかし今週は、アフリカ、アラブ湾岸諸国、BRICSの支持はなく、ウクライナ側に立ったのはコロンビアとグアテマラの中南米諸国2カ国だけで、支持率は30%にとどまっている。