時間・カネ・老後の元気を奪う「孫リスク」、世話要員化した“ぐったりジジババ”が急増中!
2022年8月28日 13時0分

週刊女性PRIME

 帰省シーズン、久しぶりに会う孫の姿に目を細めた人も多いのでは? たまに会うならかわいいが、日常的に孫の育児サポートを頼まれるのはキツイ……。今の60代、70代は、自分の時間も大事な元気世代。「勘弁してよ」のホンネも漏れてくる。

孫を預けても、感謝の言葉ゼロ

「保育園にお迎えに行ったあと、ご飯を食べさせてお風呂まで入れて。食物アレルギーにも気を使わないといけないし、ちょっと熱を出したら“悪いけど、お世話してね”と1日中、わが家が託児所代わり。まだ小さいから目も離せないし、もう疲労困憊だよ」

 そう顔を曇らせるのは60代のAさん。フルタイムで働いている娘夫婦から、世話係としてすっかりアテにされている。娘は“かわいい孫に会えて幸せでしょ”っていうスタンスで、感謝どころかねぎらいの言葉ひとつないと、こぼす。

 遊び盛りに食べ盛りの子ども相手の場合、持ち出しだってシャレにならない。交通費や食費、おもちゃ代。子ども夫婦が気を使って支払ってくれればいいが、こちらから請求するのもはばかられ、少ない年金を取り崩していくしかない。

https://news.livedoor.com/article/detail/22751922/