「ネトウヨ」になりきれなかった山上容疑者 ツイートに見える孤独
https://www.asahi.com/articles/ASQ8V4SV5Q8VUPQJ001.html

伊藤昌亮・成蹊大学教授
https://imgopt.asahi.com/ogp/AS20220826001678_comm.jpg

安倍晋三氏銃撃事件の山上徹也容疑者のツイッター投稿を、詳細に分析した社会学者の伊藤昌亮さん。
山上容疑者は「ネトウヨになりきれなかったネトウヨ」だといいます。ネット右派にもリベラルにもなれなかった彼にとって、
安倍氏はどんな存在だったのでしょうか。

 山上徹也容疑者のものとされるツイートを読んで感じたのは、リベラルに対する反感や「嫌韓」意識が極めて
強いことです。その点ではネット右派(ネトウヨ)的といえますが、典型的なネット右派とは明らかに異質な部分もある。
いわば「ネトウヨになりきれなかったネトウヨ」だったのだと思います。

「ネトウヨ」になりきれなかった、とはどういうことか。伊藤さんが山上容疑者のものとされるツイートから分析、
社会のあり方についても考察します。

 ネット右派は、安倍晋三氏を…

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