【悲報】専門家「対ロシア制裁が思ったより効いていない...なぜか?」 [308389511]
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中国が学ぶ対ロシア制裁の限界(The Economist)
(前略)
100カ国以上が対ロ禁輸を実施せず
問題は、そうした経済への決定的な打撃が現実になっていないことだ。国際通貨基金(IMF)は、ロシアの国内総生産(GDP)が22年に6%縮小すると見込む。3月時点で大方が予想した15%の縮小にもならなければ、ベネズエラの経済ほども縮小しなかった。22年のロシアの経常黒字はエネルギーの輸出に支えられて2650億ドルに達し、中国に次ぐ世界2位の規模となる見通しだ。
一時的に逼迫した金融システムは落ち着きを取り戻し、一部の輸入品については中国など新しい供給元を確保した。一方、欧州ではエネルギー危機が景気後退(リセッション)の引き金を引きかねない状況だ。ロシアが天然ガスの供給を絞る中、欧州のガス価格は一時さらに20%上昇した。
制裁という武器には欠点があることも判明した。1つはタイムラグがあることだ。欧米が独占する技術の禁輸措置は効果が出るまでには数年かかる。しかも独裁国家は資源を総動員できるため、禁輸の打撃が出始めてもそれをうまく吸収できる。
2つ目は、制裁によって科す側が被る反動だ。欧米に比べればロシアの経済規模は小さいが、プーチン氏が支配するガスへの依存から脱却したいとの願いは通じない。制裁の最大の欠点は、全面的・部分的な禁輸を実施していない国が100カ国以上に上り、世界のGDPの4割を占めていることだ。
ロシア産原油の代表的油種「ウラル」は今もアジアに流れ込んでいる。アラブ首長国連邦(UAE)のドバイではロシアマネーがあふれ、エミレーツ航空などはモスクワに1日7便運航している。グローバル化した経済は、有事や好機にすぐに適応できる。欧米の政策実行に後ろ向きな国が大半を占める今は、なおさら対応が早い。
このため欧米は、制裁という軍事力に頼らなくてすむ割安な手段をロシア以上に大きな独裁国家である中国に対し行使しても、報復を招かずして効果を上げられるという幻想は捨て去るべきだ。中国の台湾侵攻を事前に食い止めたり、事後に罰したりするために、欧米は中国の3兆ドル規模の外貨準備を凍結し、中国の銀行を国際決済システムから排除することは可能だろう。
だが、ロシアと同様、中国経済は崩壊することはないだろう。それどころか中国政府は報復として、電気製品や電池、医薬品の輸出を禁じ、米小売り大手ウォルマート店頭の棚を空にして欧米を大混乱に陥れることもできそうだ。最大の貿易相手国は米国ではなく中国という国の方が既に多いことを踏まえれば、全世界で対中制裁を実施することは対ロ制裁以上に難しい。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB280QK0Y2A820C2000000/
ハードパワーなど多面的な行動が不可欠
ウクライナ紛争から学ぶ教訓があるとすれば、それはむしろ、好戦的な独裁国家と対立するには多面的に行動しなければならないということだ。ハードパワーは欠かせない。民主主義諸国は、敵対国が優位にある資源といった死活分野での依存を引き下げねばならない。
制裁が重要な役割を果たすとはいえ、欧米はむやみに制裁を増やすべきでもない。欧米による制裁が広がり、自国もいつかその対象になるのではないかと恐れるほど、他国への制裁には参加したがらなくなるからだ。
ロシアのウクライナ侵攻開始から半年が経過した今、民主主義国家が現実に適応しつつあることは明るい材料だ。重火器が次々とウクライナに供与され、北大西洋条約機構(NATO)はロシアと国境を接する欧州地域の防御体制を強化している。欧州は天然ガスの新しい調達先を確保し、クリーンエネルギーへの移行を加速させている。
米国は中国テック各社への依存を減らすとともに、台湾に防衛力強化を促している。一方で問題なのは、習近平(シー・ジンピン)国家主席が率いる中国をはじめ、あらゆる独裁国家はロシアに対する欧米の制裁の行方を注視し、制裁による欠点を学び取るのに余念がないことだ。
ウクライナ紛争は軍事的、技術的、経済的要素が絡み合った21世紀型の対立という新時代を象徴するものだ。その時代は、欧米が優位にあるわけではない。ドルや半導体に頼るだけでは、誰も力による現状変更に立ち向かうことはできない。
なぜなのか....
どうすんのこれ.... 資本攻撃が効く訳ねーだろ、それが共産主義なんだから
まじでやばい....
🥺 >>1
なるほど
> アラブ首長国連邦(UAE)のドバイではロシアマネーがあふれ、エミレーツ航空などはモスクワに1日7便運航している 資源国家に制裁しても効果薄いし
アメリカなんて嫌われ者が主導してりゃさらに無意味 自分達がイコール世界だと勘違いした欧米のアホどもの末路
ロシアを絶対悪みたいに扱ってない国の方がはるかに多いのにな 何故かベラルーシ産の食品が大量にロシアに出回ってるらしいぞ
内陸国なのにベラルーシ産の海産物とかあるらしい 西側が嫌われたせい
アジアも中東もアフリカも南米も制裁に参加してくれない
ロシアを孤立させられなかった 国葬と同じスキームだなこりゃ
身内では大人気、外に出したらキラワレモノ 日本も結局サハリン2での契約継続したからね
意味のない制裁だよ ロシアは何十年かは建て直せないレベルに弱体化したので利確しようや
ウクライナとかいう汚物に付き合ったダメージもここらで損切り 制裁に熱心な日米欧を合わせて世界のGDPのせいぜい半分でしょ
半分穴が空いてる包囲網なんてそらそんなに効かないよ >>13
これが結論だな
ましてや中国と繋がってるんだから 日本も韓国にフッ化水素の経済制裁したけど、被害被ったのは韓国に輸出してた日本企業だけだったしな まあ西側以外も単純にロシアが正しいと思ってる訳じゃないんだぜ
当初の非難決議には多くの国が賛成した
しかし経済制裁という名の武器を使わない実質的な戦争に巻き込まれるのはごめん被るってこと
西側はウクライナに武器を提供するだけでちっとも停戦に動こうとしないという苦言もアジアの国から出てる
それこそロシアも西側もどっちもどっちだろってのが本音 初期から穴だらけの制裁じゃねって言ってたのに
壺ウヨはデフォルトデフォルトと騒いでいたな… イラクとか中東への経済制裁も一見足並みを揃えているようで、みんな裏で普通に売買してるからな
日本だけは真面目に欧米の犬やってて、環境規制で石炭やめたり、原油の依存減らして天然ガス原子力の割合増やすのに必死 西側としてはインドがあっさりとロシアに付いたのが痛かったな
対中のせいで世界最大の民主国家だの西側と価値観が同じな大国だと持ち上げモード状態だったので文句もいいづらい
いくら中国がーと言ってもその真横でインドがロシア商売していたら流石に説得力がない >>34
アフガンが落ちて直ぐ様パキスタンに親米政権誕生したしなあ
アイツらだって周囲でアメ公が怪しい動きしてるのはよく知ってんだろ GDPを見たけど、韓国とオーストラリアに抜かれたよロシア。 元からロシア経済が西側に依存してないから当然だろ
世界最大の市場と2番目の経済力を持ってる中国が制裁してないんだから無駄無駄無駄 >>34
普通に世界情勢みてればインドもサウジもUAEもイランもみんなロシアに付くの解るわ
みーんなアメリカの身勝手な理論のせいで不利益を被ったところで
手を取り合おうぜという動きはウクライナ戦争の前からあったし ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています